めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」。最近投資系の記事は「http://www.toshi-meguri.net」で書いています。

サラリーマン生活は凡人に優しい

会社としてこれをやりなさいよ、と指示がもらえる。役割を与えられ、それを真摯にこなすことで給料がもらえる。ほぼ確実に、しかも毎月必ず入ってくる。ビジネスの基本として本来は「顧客がサービスに価値を見出し、お金を払ってくれる」ことで初めて金銭収入があるわけだ…。しかし現実には研修を受けたり仕事がうまくいかなくて赤字を計上したりしていてもお給料がもらえる。それってすごいことだよなあと改めて思う。経営者は辛いとか、労働者側の権利が強いんじゃないかとか、そういう話をする前に純粋にそれが仕組みとして成り立っていることに驚きを覚えるのだった。


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会社から一人、また退職者が出た。技術職としての採用であったが、業務時間内の作業効率の悪さと勤務態度から導き出された結論が「さようなら」ということだった。しかしここでも僕は驚くのだけど、勤務態度が悪く、さらに業務に追いつこうと勉強を一切せず、会社の命令をことごとく無視するような人間が半年以上籍を置いていたという事実に驚きを隠せない。


上司には「新人を育てられる環境が整っていなくてすまん」と謝られたが、仕方のないことではないだろうか?只でさえ投資ばかり募る人間をずっと放っておくことのほうが問題ではなかろうか?と思ったのだった。


人を育てられる環境ってなんだろうな、と思う。やる気のある人間は勝手に自分にとって必要な情報を集め、自主的に学んでいく。ではやる気のあまりない人間に対して、どの程度期待して、どの程度投資をして機会を与えていくべきなのだろうか…。