遊ぶのが好きという動機「だけ」では採用に至らない、という話
「ディズニー好き」だけではNG! やり抜く信念と広い視野を | 就活ニュースペーパーby朝日新聞 - 就職サイト あさがくナビ
オリエンタルランドの採用で「ディズニー大好き」と言うと落ちるという都市伝説に対して担当の方が親切に答えてくださっています。
ディズニーランドにしろ、ゲームにしてもそうですが、「消費者として楽しんでいるから好き」という動機だけでは採用に至らないわけです。
オリエンタルランドで働くというのは、例えば
・いかに自社(ディズニーランド)のファンを増やし、顧客を獲得するか
・少子化で確実に減っていくであろう来場者数に対して、どのような対策を打つのか
といったことを考えられる人であり、「ディズニーランドが好きだから何でもやらせていただきます!」といった思考停止型のスタッフは必要ないわけです。指示されたことをその通りに忠実に実行し、ディズニーランドの世界観を作るアルバイトの仕事をしてもらったほうがいい。
ゲームを遊ぶのが好きですと行ってゲーム業界に来る人も同じ思考パターンだと思います。ゲーム業界で働くということはゲームを創るということなので、ゲームを遊ぶ消費者的視点ではなく、いかに売れるゲームを創るかとか、いかにスピード感を持ってゲームを開発するかといった全く違った視点を持って働くことになります。
ゲームコンテンツを作っている会社に面接を受けに行くと、「やりたいです」という熱意を見せるだけではダメで、「こんなものを作りました」と自分の作品を売り込む姿勢がないと受からないという話を聞きました。厳しい世界ですね。
話をタイトルに戻すと、熱意の伝え方を間違えると採用されないということですね。ある対象に対する憧れを話すだけでなく、自分はその対象でどういった活躍ができるのか(したいと思うのか)という視点を持って臨む。これが重要だと思います。