めぐりめぐる。

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【R-1ぐらんぷり2016】小島よしおが最高だったお話

 

R-1ぐらんぷりの結果についてはもう皆さんご存知で賛否両論あると思いますので優勝したハリウッドザコシショウ(コピーするの面倒臭いから以下ザコシね)は一先ず置いておいてタイトルの小島よしおについて語りたいと思います。いやー小島よしお最高じゃなかったですか?もう「小島よしおがR-1ぐらんぷりに出る」って聞いただけでワクワクしちゃいましたけどね僕は。もう絶対面白いと思ったんですよね。

 

「社長の期待がヤバイ」「サンミュージックからの圧力がすごい」「10年前から同じネタ」でおなじみの小島よしおですけど、設定というか彼のバックグラウンドが最高ですよね。みんな知ってるじゃないですか、どうあがいてもヤバイ今の彼の状況を。もう後がなくてR-1ぐらんぷりで一山当てないとピンチな状態が。この様々な重圧を受けて最高にロックじゃないですか。で、登場した瞬間にコジコジマリオネットですよ。(コジコジマリオネットで合ってるのか?)もう爆笑ですよね。ああこいつはこんな形で進化してきたんだって感じでもうお客さんの失笑というか期待というかドキドキ感がすごくて、でもちゃんとマリオネットネタとしてはそこそこ面白い話を喋りやがるから場の盛り上がり方が凄かったですよね。

 

ピン芸人としてこうある程度身を切った芸の1つや2つが必要な中で、もう身を切りすぎちゃって痛々しいというか、同情しちゃうというか、滑稽な感じが小島よしおというキャラクターでいい感じに中和されちゃって、もうこれぞお笑いだよなって感じがしちゃって、ある種の感動すら覚えましたね。もう崖っぷちのコントで必死さが伝わってきて、こんなの笑うしかねえじゃねえかと。もう100点上げたいよって気持ちで一杯です。僕たまたま2本目のネタから見て大爆笑だったんですけど、1本目の方が面白かったんでもう吃驚ですよ。マリオネットネタをもっと磨いてほしいな。まあたぶんマリオネットネタも2本目で底が尽きたのかぐるぐる回ってたけどね。もうちょっと練ればいろいろできるんじゃないでしょうか。お面みたいなものが外れて怖い顔の人形が出てきたけど、毎回雑でもいいから世間の関心事と合わせてアレンジしていけばまた面白そう。あとはそうだなー、人形がサカナクションみたいに突然5体になっただけで爆笑しちゃうなー。ああなんかポテンシャル高くないですかマリオネット。もう必死に小島よしおにネタやってほしい。もうマリオネットネタやりたくないですって言わざるを得ないぐらいまで追い込んで頑張ってほしい。その必死さが、滑稽さが、笑いにつながるから。

 

あとはマリオネットからのおなじみのオッパッピーも良かったですよね。お客さんがノリノリで拍手してたのも良かった。場の雰囲気が「お前はやっぱこれだよね」って感じが最高に伝わってきて良かった。自分の最初のネタはやっぱり鉄板で大事にしていきたいよな。とにかく明るい安村(以下安村)は自分のネタの方向性を大きく変えてたけど、やっぱり自分が一番ウケてたネタを派生させていったほうがいいと思う。お客さんもちょっと動揺してたし。というか安村は紙芝居ネタを他の番組でやっててそんなにウケてないのわかってたんだったらR-1ぐらんぷりは違うネタやれば良かったのにね。

 

あれ略称をわざわざ本文で明記したにも関わらずザコシに全然触れてないぞ?まあいっか。明日からは他の出演者にも触れていくよ!サンシャイン池崎とか!!!イエーーー!!!!!

【小島よしおへの熱いソウルフルメッセージを10分で書いた】