悪い結果が続いているなら同じことを繰り返してはいけない、という話
「毎回同じやり方をしているのに、毎回違う結果を期待するのはある種の精神疾患だ」なんて言葉をどこかで耳にしました。その通りですよね。アインシュタイン博士も似たようなことを言っていたはずです。正確な言葉を引用するのが面倒なので省略しますけど。
生産的な人ほど、自分が作業をする前に「どうしたら早く作業を終わらせることができるか、どんな工夫を加えたら良いか」考える癖がついています。考えて、実践して、反省して、修正する。これはどんな活動においても重要なプロセスです。
ただ、これ皆さんできてますか?僕にはまだまだ習慣化してなくて、同じ失敗を繰り返したり、成果が上がらないのに同じやり方で仕事をしてしまうってことがよくあります。残念な感じですね。
僕はルーチンで作業をするのがとても好きです。だって楽だから。「これだけやっておけば大丈夫」と考えることはある意味精神安定剤の一種なわけです。でもそれはダメなこともよくわかっています。一昨日も書きましたけど、それは思考停止の始まりです。
人はパターンに当てはめるということをすぐに行ってしまいます。この物事に関してはこうすれば良い、という経験を一度積んでしまうことで、そこから抜け出せなくなる人は多いですよ。
毎回毎回自分の作業を振り返り、改善するということは容易ではありません。みんなできていないから、インターネットや本で偉そうな人達が「ああしなさい、こうしなさい」と講釈を垂れているのです。天才ばかりではないのです。
製造業さんの仕事を見ていると、もうそういったことは個人に任せずに、仕事の「プロセス」として組み込まれているのをよく見かけます。これが一番良いんでしょうね。プロセスにまで落とし込まれていたら、必ず実行されるのですから。「毎月1回自分の担当している作業をもっと効率化する案を出しなさい」なんて話は、まさにそのあたりを意識している。さすがですね。
僕達は、毎日自分がやっている作業に対していつも疑問を持ち、もっと改善できないか頭を働かせて考えないといけないですね。タイトルの言葉はとても良い戒めになります。
そういえば無断で実行していましたが、ブログの更新日時を変えたのも一つ僕の中での重要な決断でした。投稿日時が25時で、25時に最もアクセスが集中するにも関わらずその時間のアクセスが少ないという問題がありました。なので、思い切って20:00に変更してみました。
25:00という時間を設定したのは、僕がどんなに会社で残業をしてもギリギリ記事を更新できるかなという動機だったのですが、今思えば非常に良くない意思決定でした。読み手にフォーカスして考えれば、仕事や日中の活動が終わって、食事をしてゆっくりし始める20:00頃の方がアクセスがありそうなものです。
実際変更してみたら、アクセスが1.5倍くらいに増えました。皆さんありがとうございます。ご指摘頂いたご友人の方、ありがとうございます。
成長していきたいなら、変化し続けましょうというお話でした。