めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」。最近投資系の記事は「http://www.toshi-meguri.net」で書いています。

僕がいかにして女性を克服したのか、という話

このブログを読んでくれている男性諸君に質問なんですけど、「女性と気兼ねなく話せるようになった時」っていつですか?ちなみに僕は大学生になってからですね。それまではこの女性という生き物とどう会話すれば良いかさっぱりわかりませんでした。

 

僕が小学生、中学生、高校生と学校生活を営む上で女性に対する意識というのは「下手なことを言っちゃいけない」というものでした。「対岸の彼女」なんて言葉がありますけれど、彼女らにとっての興味関心事はさっぱり想像がつかず、触れない神に祟なしといった具合で積極的に関わるということをして参りませんでした。それ故に大学では女性との距離感がなかなかつかめず、最初は随分と会話に苦労したことを覚えています。

 

当時の僕はいわゆるコミュ障であり、ヘッドホンをして音楽を聞いている僕に対して親切に「何を聴いているの?」とご親切に質問をしてくれた女性に対して「音楽に決まってんだろ」と会話のドッチボールをかましたり、何だかんだお付き合いをしてくれていた女性が3日ほどメールの返信をくれなかっただけで「お前には他に男がいるんだろう」なんて罵って一方的に別れてしまったりと随分な対応をしておりました。

 

遊ぶ約束をする時だって、「いつ暇?」と相手の逃げ場所を最初からなくすような会話からスタートさせてしまい、「今週の土曜日がダメなら来週の土曜日は?」といった相手に永遠と断らせて気分を害するような質問をぶつけ、関係を悪化させるようなことをしてましたし、今思えばなんでそんなことをしてしまったのかさっぱり思い出せませんが、当時はそれで一杯一杯でした。自分が間違っていることを自分で認識することも難しいし。


僕は高校生活も中盤に差し掛かった頃、友人の影響で本を読むことが好きになり、その中でいわゆる恋愛小説家である「村山由佳」とか「江國香織」の本を好んで読んで読むようになりました。ある意味、最初に僕に女性との関わりを教えてくれたのはこれらの本であると言えます。男女の会話のキャッチボールの仕方、女性が男性に求めているもの、交際に至るまでの過程、関係を継続させるためのノウハウなど、大切なことは小説家に教えてもらいました。

 

知識だけ集まってもしょうがないので、それを大学に入ってから少しずつ実践していきました。もちろん手痛い失敗をして傷ついたり傷つけたりしたことももちろんありましたけど、今思えば学びと実践のサイクルが上手に回っていたと思います。

 

一つ良かったと思うのは、恋愛小説を読むことで「行動の成功パターン」がいろいろとわかったことですね。結局のところ自分の失敗って気づきにくくって、誰かに指摘されない限り自分の行動を修正することは困難です。さらに恋愛で失敗することで女性関係が猛烈に悪化(一つの恋愛の失敗で、その女性の周りの環境が変化するってことがよくある)して、「もう失敗したくない」「女性に近づきたくない」っていう負の感情が膨らんでしまうことってあります。

 

僕の場合は恋愛小説をとにかく読み、それを実践して成功することで少しずつ苦手意識が取れていきました。成功体験を繰り返すことで人は大きく成長し、様々な工夫ができるようになる・・・なんてことはビジネスの本なんかにも書いてあることですが、成功して自信がつくことで随分と心の中に余裕が生まれ、女性との接し方もわかるようになっていきました。

 

今思えば、本を読むのもいいですけど、キャバクラに行っても良かったかなと思うところはあります。例え自分の話し方が下手糞でも彼女らは職業的トークでそれを盛り上げてくれるので、結果的に成功体験を増やすことができると思うんですよね。何よりも生身の人間と直接会話できるので、実践的です。また女性との接し方について、彼女らに聞くってこともできるし、良いこと尽くしです。

 

ただ、彼女らも仕事なので、間違った接し方を間違っていると伝えてもらえず、悪い方向に行動が強化される可能性もありますけどね。