めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」。最近投資系の記事は「http://www.toshi-meguri.net」で書いています。

僕にとって車は負債でしかない

「車買わないの?」とよく聞かれる。結婚する前は「結婚しないの?」だったし、今の彼女と長く付き合っている時は「同棲しないの?」と聞かれていた。たぶん質問に深い意味はないのだろう。世間話に花を咲かせるための常套句に過ぎない。こうして聞く必要も興味もない会話も人間関係を円滑にするコミュニケーションとして成り立っている。


ところが「車買わないの?」という質問に対して「必要性を感じませぬ」とお答え申し上げると、「あれば便利だろ?」と食いついてくる者ありけりなのだ。あれば便利なことくらい僕にもわかる。というか、世の中にはあれば便利なもので溢れてる。必須ではないけれど、あればいいな。そんな無駄とも言えるものを買うことでジャパンは高度経済成長を遂げたのだ。僕が生まれた頃にはそんな形相は跡形もなく消え去っていたけれど。


僕は今、名古屋市の中心に住んでいるので、大抵の移動は電車で事足りる。車を買うのも、維持するのも膨大なお金がかかるので、優先度が著しく低い。それだけの話なのだ。


なのにおじさんに「車の必要性がない?今風の若者だね」とか言われるとカチンとくる。激おこプンプン丸である。お前らが車を買ってたのは他に娯楽がなかったからで、車がないと女に持てなかったからだろうが。時代は変わったんだよ。そんな怒りが沸々と湧いてくる。たぶん僕は前世で車に殺されたのだろう。クールになれない。