めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」。最近投資系の記事は「http://www.toshi-meguri.net」で書いています。

他人が持っているものが羨ましいけど

隣の芝生は青いって言葉がある。なんだか他人が持っているものはとにかく羨ましい。先天的か後天的か、どのようなステップで手に入れたのかわからないが、自分には到底辿り着けない境地にいたり、思いっきりリスクを取らなければ決して捕まえられないものを持っている人がいる。すごく、羨ましいと思う。

 

羨ましいという気持ちは、それが醜い嫉妬心に変わらなければ、毎日の活力になり得る。「こんな人になりたい」そんな憧れのような、眩しい太陽をずっと眺めてしまうような、熱く切ない気持ちにさせる存在は人生の大きなスパイスになると思う。

 

☆☆☆

 

最近、自分のことを褒めてくれる人が現れて、すごく嬉しかった。「あなたの話し方や、持っている容姿、取り巻く環境が羨ましい」と言ってもらえた。自分の人生が他人の言葉によって輪郭を帯びるような瞬間ってあるのだなと僕は思った。認めてもらう、褒めてもらうというだけでなく、自分の価値が浮き彫りにされていく。こんなに嬉しいことはないと思った。

 

僕が今心の中に抱えている羨ましいという気持ちを、素直に相手に話してあげれば、その人は幸せになるのかな?でも他人にとっては羨望のモノであっても、自分自身にとっては触れられたくない事もあるだろう。そんなことを考えていたら、良かれと思ってやったことでふと相手を傷つけてしまった過去を思い出して、辛い気持ちになった。人間って、複雑だなあって。考えすぎると思考にどっぷり浸かって暗い気持ちになってしまいそうだったので、僕は自分の思考のスイッチを押すことにした。スイッチ。僕はリアルなスイッチを想像する。手触りが良く、ほどよく光沢のある白いスイッチ。パチンと押した瞬間に、気持ちが晴れるイメージをする。

 

パチン...OFF。