めぐりめぐる。

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【結婚について】ずっと一緒にいたいね、という気持ちに名前をつけてあげたかった

これを読みました。

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自分の気持ちをここまで表現できるのはすごいね。些細な気持ちのすれ違いは大きな溝を作ることになるから、ちゃんと整理したい。そんな気持ちがすごく伝わって来るいい文章だと思った。そして、僕の時はどうだったかなと自分の心を整理したくなったので、少し文章として残しておきたいと思ったので書きます。

 

僕は今の妻とは大学時代に知り合って、5年間付き合い、約1年間の同棲生活の末に結婚した。今思えば、もっと早く結婚しても良かった気がする。恋人と過ごす時間は、3週間とか3ヶ月とか3年が節目になるというような言葉をどこかで読んだことがあるけど、まさにその通りで。何年も一緒にいると、一緒にいること自体が当たり前になってしまって、特別感が薄れるというか、自分達は一体何に守られ繋がっているのだろうと思う瞬間があった。

 

もちろん何で繋がっているかと言えば愛とか好きとかいう気持ちで、それはもう間違いなくそうなんだろうとは思うけど、毎日毎日その気持ちを確かめるというのは時に簡単で、時に難しくなったりする。張り詰めた糸が切れてしまうみたいに、ずっと保ってきた関係がふっと希薄になってしまうこともあって、恋愛は難しいなと思ったりした。

 

何が普通かわからないけど、僕たちの恋愛にも"結婚"というゴールがずっと見えていたと思う。物事には始まりと終わりがある。恋愛は終わりにして、次は結婚生活を始めて、人生のパートナーになりましょう。そんなストーリーが確かにあった。

 

結婚はもちろんしたかったんだけど、「もうしたくて仕方がない!」みたいな気持ちではなかったと思う。このブログは妻も読んでいるので非常に言葉を慎重に選ばないとまずいと思うんだけど、要するに「ずっと一緒にいたいね、という気持ちに名前をつけてあげたかった」のだと僕は思う。もう少し自分たちの関係性を確かなものにして、ステップアップしていこうよ。そんな気持ちだった。わかるだろうか?

 

また僕は男なので、結婚というものに対してある種の緊張感をいつも持っていた。男から見ると、結婚は「覚悟を決める」という意味合いが非常に強い。これは完全に男の押し付けがましいプライドにすぎないのだけど、(仮に子供まで作るとして)妻と将来できるであろう子供を養っていく甲斐性がお前にはあるのか?と問われている気がする。

 

まあそんなわけで結婚というカタチをとるまでに随分と時間が経ってしまった。今はすごく幸せで、本当に結婚して良かったなと思えることってたくさんあるんだけど、ここに至るまでに僕はいろんなことを考えてきたのだなと思った。

 

というわけで、言及して何を語るわけでもなく、僕の気持ちの整理をしただけでございました。おしまい。