めぐりめぐる。

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知り合いの結婚式の2次会に参加して感動した話と困った話と

僕は4月の頭に挙式する予定があるんだけど、たまたま3月末に結婚式を挙げる知り合いがいて式の2次会に招待されたので行ってきた。というか人の式のお祝い事に参加するのが初めてだったから、半分勉強もかねて...みたいな心持ちだった。僕の数少ない友人がまだ結婚しないもんだから、結婚式の当日の空気みたいなものが全くよくわからなかったのだ。

 

披露宴に出席できたわけではなかったけれど、2次会だけでも感動してしまった。ちょっと涙がほろり。しばらく疎遠になっていた人の式だからまあ久々に会う友人との再会が楽しみぐらいの気持ちだったけど、すごく良かったんだよね。まず会場に入った時に流れていた披露宴の様子の映像だけでグッときてしまったし、その後華やかに登場してきた新郎新婦の姿を見ただけで胸が熱くなったし、ケーキ入刀や新郎新婦からの一言を聞いていたら心が幸せな気持ちで一杯になった。生い立ちムービーもエンドロールも素敵だった。8000円近くの参加費を払ったけれど、安いぐらいだなって素直に思った。料理もお酒も美味しかったし、ビンゴゲームも盛り上がった。なんだか幸せの夢の中にいるような感じだった。

 

そしてその後家に帰ってきて僕は頭を抱えてしまったのだ。ちょっとショックだった。僕は披露宴や2次会で使うような生い立ちムービーを作っていないし、余興も準備していない。やるつもりが今まで一切なかった。でも初めて人の式に顔を出して、改心したというか、しまったなという気持ちで一杯で。結局こういうものって、高いお金を払ってきてくれる人たちのためのもてなしの心が出るんだなって。なんだかそういうところに気づけない自分を情けなく思ったし、悔しくて。きてくれた人は余興がなくても久々に会った人たちとの会話で間が持つだろうと考えていた。でもそういうことではなかった。想像力があれば、みんなが結婚式で当たり前のようにやっていることの意味をきちんと理解して、早め早めに準備できたのにって。そう思って、ひどく落ち込んだ。ここ2日間くらいは元気が出なくて、眠れなかった。

 

でもいつまでもこうしているわけにもいかないので、今あわてて準備を進めている。限られた時間の中で最大の成果を出せるように。幸い4月までは休みなので、何とか頑張ろう。前向きに、前向きに。

 

【泣きながら10分で書いた】