めぐりめぐる。

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出張はそんなに楽しくないのよ...?

ふと振り返ってみたら、一ヶ月の中で十日以上県外出張をしている。僕は今拠点が愛知県なのだけど、東京出張が一番多く、続いて関西四国九州と続く。まったく、大変である。

 

人が移動をするというのは非常にコストがかかるし、膨大なエネルギーを消費する。新幹線に乗ればお金がたくさんかかるし、移動先で荷物を運ぶことも多いのでレンタカーも多用する。僕自身も移動をすることで緊張し、疲労がたまる。慣れない場所で慣れない交通手段で移動し、初対面の人と商談をし、知らない場所にホテルをとり、一人で寝る。決して、楽ではない。

 

車に乗ること自体が楽しめる人間と、そうでない人間が世の中には存在するが、僕は後者である。車の運転は緊張と退屈の連続だ。見慣れない道を運転する、人を轢くかもしれないという緊張と、長時間の運転による退屈。見知らぬ土地で見知らぬ場所に向かう時はリラックスできないので、ラジオもほどほどに、カーナビの音に集中せざるをえない。本当は車の中にいる時間を最大限活用したいのだけど、そうする余裕がない。英会話の勉強や、本を朗読してくれるサービスを使って、手が空かない状況でも勉強がしたいと思うけれど、なかなかそうもいかない。なんつーか、繊細すぎるのかもしれない。

 

出張先で美味いものを食えばいいじゃない、夜の街に繰り出して遊べばいいじゃない。そんな風によく言われるのだけれど、一日僕はこんな感じなので、エネルギーが残っていない。ホテルの周りをうろつき、夕食を食べ、コンビニで晩酌用のつまみを買ってテレビを見ながら寝るだけになってしまう。

 

また僕が出張の多い営業マンとして致命的なのは、緊張すると一切物を食えなくなる病気を持っていることだ。いわゆる「心因性嘔吐症」というやつで、その日のコンディションによるのだけど、お客さんと一緒に食事をしたりすると吐きそうになるので、飲み物だけで済ませてごまかしたりとか、少しだけ食べてすぐにこっそり店員にご飯を返したりとか、食べてからトイレで吐くとか、まあいろいろ大変だ。もう社会人になって4年以上になるけれど、治る気配がないので、一生付き合っていく問題だ。

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そんなわけで僕は営業も出張も向いていないような気がするのだけど、踏ん張っている。僕はIT業界でシステムエンジニアのキャリアも積んでいるのだけど、全く向いていなかったので、営業で芽が出ないと人生が詰んでしまう。会社から与えられた役割を全うして、何とか生きのびていきたい。そう思う毎日なのだ。