音楽との出会い方が変わっちまったんだよな / ツタヤに走ろうぜ
Amazonプライムミュージックは素晴らしいサービスだ。僕が好んで聴く音楽を学習して、とても居心地の良いミュージックを教えてくれる。
あなたはこれを聴くべきですよ。
高校時代のクラスの委員長のような優しさだな、と僕は思う。しっかりしなさいね。忘れ物はしないようにね。ちゃんと頑張ってる?
これなんかもいいんじゃない?
控えめな笑顔で、囁かれている気分になる。でも、音楽との出会い方はつまんなくなっちまったんだよな。
ジャケ買いなんて言い方、だいぶしなくなったんじゃないの?
ツタヤに行って、自分が好きな音楽はないか何時間も探し回ったのってなん年前だっけ?
友達に熱心に好きなCDについて語ったのはいつだ?
何も思い出せない。全て受け身のリスニング。
「これもいいわよ」
全て受け入れてしまう。音楽って、そういうもんだっけ?こんな味気ないもんだっけ?
好きな女の子に「My Favolite Songs」とかつけて、悩んで悩み抜いたCD焼かなかったっけ?
もっと情熱的じゃなかったっけ?
味気なくなっちまったんだよな、音楽ってこんなに軽いもんだっけ?
歌詞カードのないCDを眺めたり、イヤホンで好きな音楽を一つしかないプレイヤーで分けて再生したり、MDウォークマンに詰め込めるだけ好きなもん突っ込んでさ。情熱的に毎日を生きたくない?
音楽ってこんなもんだっけ?もっと一生懸命に聴いてもいいんじゃない?
ツタヤに走ろうぜ。