めぐりめぐる。

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自分で決めたことを学ぶ習慣は、簡単には抜けない

 

朝8時に出社して準備をし、車で客先へ向かいとある工場で高額商品のデモンストレーションを行ったのだけど、13時には終わる予定だった作業が急遽できなくなり、様々な要因が重なって結果的に8時間以上現場で立ちっぱなしで仕事をする羽目になった。やっとの思いで会社に戻ったのが19時30分。そこからメールの返信だとか営業日報だとか、日中外に出ていたことでさっぱりできていなかったタスクをこなして、仕事を無事に終えたのが8時過ぎ。家に帰ると21時を過ぎていた。

 

妻の調子がよくないので、簡単な軽食を作り、洗い物をし、汚れている床を磨いてからクイックルワイパーでリビングを掃除し、風呂掃除を行い、洗面所をピカピカに磨き、トイレ掃除をして、お風呂を洗って入って、ようやく一息つけたのが23時半。もう僕は雨に打たれた猿のように疲れていたのだけど、そこから歯を食いしばって英語の勉強を始めた。

 

リスニングCDを聴きながら英語構文を発音し、単語を声に出しながらノートに書き、意味を確認した後、もう一度リスニングCDを聴く...という勉強を、1日30分程度行うことが日課になっている。今日でちょうど35日になるのだけど、(1日10構文必ず勉強することを課していて、今日は360個目の構文を終えたところだ)まだまだ完全に習慣付いたとは言えず、自分を奮い立たせながら勉強をしている。

 

正直英語を学ぶことで、直近で何か自分の生活や仕事に大きな影響を与えるかと言えば、決してそうじゃない。今僕が仕事で営業マンとして担いでいる商品の中には、英語ができることで将来的に大きなビジネスチャンスをつかめると言えなくもないが、必ず必要な能力でもない。ただ、この先自分の専門分野と英語を組み合わせることで自分の市場価値をあげることができるかもしれないという漠然とした思いだけで、コツコツと積み重ねている。

 

本当は長期的な目標だけでなく、中期的なゴールを定め、それを実現するための日々のタスク...という具合に設定すべきで、本来であれば最短ルートを走って学ぶべきなのだけど、なにせすぐに必要な能力じゃないし、モチベーションを高く維持することが難しい。「いずれ必要な能力だが、すぐに必要ではない」「今やるべき重要なタスクではないが、将来的には必要なタスクだ」こうした問題、というか人生の課題とも呼べるものに関しては、どのように向き合っていくか考えていかないことには全て後回しになっていく。「あとでやればいいか」「今日は疲れたからやめよう」人は低きに、楽な方に流れていく生き物だ。何気なくぼんやり過ごしていると、ぼんやりとした生き方になるだろう。

 

歩いていると勝手にぶつかってくる問題に対処し続ける人生も悪かないけど、「物事に反応するだけ」ってのもつまらないし、もっと人生をコントロールしたい。高みを目指したい。でも日々様々なことに忙殺されて、肝心なことがなかなかできない生活を送っているなら、少しずつでも「何かを学ぶ時間」を作っていく必要があると僕は思う。

 

思った以上に人生は短い。あっという間に今が過去になっていき、そのうち言い訳ばかりを積み重ねて、言い訳を肯定してくれる仲間とつるんで傷を舐め合うことになるかもしれない。そんなタラレバ娘になってはだめだ。

 

何か目標があるなら、少しずつ始めていこう。いきなり全速力でなくていいから。そして、人から何か言われてやるんじゃなくて、自分でルールを決めること。自分が決めたルールなら、守れるでしょ?