心のセッションとパッションなんだよ
「ちげえよ!デレマスは覚えゲーじゃねえよ!」と僕は友達に愛を込めて伝えた。なんかさ、みんな音ゲーは回数重ねて覚えればいけるんでしょみたいなこと言うけど、違うからね。
もちろん心の備えとしての練習は必要だよ。でもあとはパッションなわけ。譜面はぜんぶ見えてんの。音ゲー何年もやってるとね、一見むちゃくちゃなノーツが降りてくるように見えるんだけど、違うんだよ。ちゃんと見えてっから。頭の動きに指がついていかないだけなの。例えばこれを見てくれ。
すごいだよこの人は。でもコンボ切ってもいいなら誰でもできるんだよこれくらいはね。パッションがあればね。KIMOCHIがあればね。
そういえば今日は大学時代の友人と向井秀徳について語り合い、KIMOCHIを一緒に聴いて盛り上がり、椎名林檎の良さを語り、気づけばピロカルピンの話になり、そういえば大杉漣さんっていつ亡くなったんだっけって話をしてから10FEETを聴き、ヒトリノセカイのエモさに感激し、最終的にザゼンボーイズのベストアクトを見て机を叩きながらセッションした。僕がベースをやり、彼女がドラムでドコドコ机と膝を叩いた。僕はコーヒーをこぼしたが、どうでもよかった。パッションでセッションだった。RIFFMANパネエ。移民パートしゅごい。思わず向かい合って首を縦に振ってリズムを取ったよね。
だからな、音ゲーは覚えゲーじゃない。パッションで頭は高速回転し、考える前に指は反射神経を超えてメロディーを奏でる。抑えきれなくなった衝動が、心を動かす体の動きになるんだよ。
みんなゲームセンターかデレステかバンドやるか全部やれ。
(記事作成時間計ったら2分48秒だった。パッションやな)