めぐりめぐる。

落語や漫才を見るのが好きです。エンタメ系の記事を中心に、幅広く書きたいことを綴るブログです。メールでのお問い合わせはこちら「infomeg2@gmail.com」。最近投資系の記事は「http://www.toshi-meguri.net」で書いています。

自分で決めやがれ、とさ。

砂漠で出会うような、もう二度と会わないような相手に対して、心からの贈り物をしなさいというような諺があった気がする。出会いは一期一会、もう会うこともない、刹那、その一瞬に対して最大の愛を送る。それは人生において大事なことなんですよ、みたいな言葉があるらしい。

 

一方、日本の社長で「俺はタクシーの運転手に釣り銭を渡すようなバカなことはしない」と言う人もいる。その人は一代で会社を上場させ、富を築き、人生を成功させた。その人曰く「もう会わないようなやつになぜ親切にするのだ、俺は可能性のあるやつに愛を注ぎたい」みたいなことを言ったらしい。

 

どちらも、正しいのだろう。とっても、正しいのでしょうね。

 

だからね、間違っていることは何とか理解できても、正しいことなんて人には理解し得ないということなんだよ。悲しいよね。

 

結局全部自分で決めるしかないわけ。誰かの言葉に寄り添って、人の生に頼って、生きるしかないわけ。そういう原罪を俺たちは抱えてるわけ。

 

考えるのは放棄したくないけど、時々すごく虚しくなって、何もかも投げ出したくなるような衝動が一瞬あり、その後生きる希望も少し湧いてくるのはなんなの?人間ってなんなの?

 

いい加減にして。